2010.07.22 Thursday
他に彼女には友達がいるのだろうか?
2010.07.21 Wednesday
Somos todos filhos da Terra
2010.07.20 Tuesday
私の命は
もうひとつわからないのは
革命家はなぜバチカン銀行を襲わないかって事
私の命は私のものだ
しかし存在しないも同然なんだ
ポルトガル人が人工的に繁殖させた
川底に大きな魚がいるぞ
じゃあ採りにいく奴を引っ張ってこよう
そんな風にして生まれさせられた
(アダン『サラヴァ』「時空を超えた散歩、または出逢い」監督ピエール・バルー)
2010.07.19 Monday
Maria e Paulinho
2010.07.18 Sunday
lamento
2010.07.17 Saturday
samba
皆、幸せになりたいと思ってる。私は歌うのが好きだし、人が楽しくしているのを邪魔しようとは思わない。
けれど悲しみのないサンバなんて酔わせてくれない酒みたいだ。そんなサンバはいらない。
(SAMBA SARAVAH/Vinicius De Morares/Baden Powell/Pierre Barouh)
2010.07.01 Thursday
人の胸の中に
思い出とは遺伝子である。人の胸の中に生き残ってしまえば、それで、その人の”生きた理由”は、達成されてしまうようなものである。そして、誰だって、他人の胸の中に自分の思い出を遺すことは可能なことだ。
(橋本治「宗教なんかこわくない!」マドラ出版)
2010.06.28 Monday
情けは人のためならず
ドーキンスの”利己的遺伝子”を簡単に要約してしまうと、「生物は、己の遺伝子を遺すために生きている」である。重要なのは”個体”ではなく、”遺伝子”なのである。要するに、「昔霊魂、今遺伝子」なのである。「肉体は滅んでも遺伝子は遺る」で、なぜかと言えば、「遺伝子を遺すのが遺伝子の目的」だからである。「肉体は滅んでも魂は永遠」の、科学的根拠かもしれない。
ドーキンスによれば、この遺伝子の”利己的”とは、「他を利することが自己を利することとイコールになっている」ということなのである。Aと言う人間がいてBという人間もいる。個体としてはAとBとで違うけれども、どっちにしても”ヒトの遺伝子”があることは共通で、AがBを生かすために死を選んでも、どっちにしろ助けられて生き残った方の中に”ヒトの遺伝子”が残るのはおんなじである。つまり、遺伝子とは、そのような働きかけを個体に対してするという点で、”利己的”なのである。こう言うといたってメンドくさい話のようだが、これは「情けは人のためならず」の生物学的証明である。
最近じゃ間違って、これを「他人に同情するとその人をスポイルすることになってよくない」の意味だと誤解しているバカものも多いらしいが、これは「他人を利することは、めぐりめぐって自己を利することになる」という意味である。この格言のもとが仏教の思想であるのは間違いないが、イギリスは仏教国じゃないので、こういう格言を知らないのである。知らないからこそ、わざわざ「情けは人のためならず」の実効性を、アリとかハチを使って証明してくれて、しかもそのことにわざわざ「複雑なる利己主義」というレッテルを貼ってくれているのである。
「不器用は発明の母」とは言わないが、「必要は発明の母」である。科学というのは、もしかしたら、仏教を知らないキリスト教徒のする”宗教によらない仏教へのアプローチ”なのかもしれない。同じイギリスの天才物理学者のS・W・ホーキングも、「理論的に、宇宙には始めも終わりもない」と、「天地創造の神様はいなくてもいい」ということを証明してくれているが、「仏はなにも作らない、ただ存在する」だけですませる不精な仏教徒は、絶対にこんなことをしないだろう。(ほめてんだか、けなしてんだか)
(橋本治「宗教なんかこわくない!」マドラ出版)
2010.06.26 Saturday
不必要な不幸
日本の女に関する”近代の伝説”って、あると思うんだ。”迷信”というか。女は激しくなくちゃいけない、とか、女は汚くなくちゃけない、とか、業というものを知って初めて”女”だ、とか。それで女は、不必要な不幸を必要以上に背負いすぎたってことはあるんじゃないの?不幸を拒絶することの重要さを、それで必要以上に埋もれさせたってこと、あるんじゃない?
(橋本治「田中絹代と乙羽信子」『ロバート本』作品社)
2010.06.25 Friday
モラリスト
私は「ヘンタイがやだ」と言っているのではなく、実は「ダサイのがやだ」と言っているモラリストなのである。という訳で、欲望をモロ出しにする行為はダサイのである。
(橋本治「マルキ・ド・サドと、ホントに小さな壁新聞」『ロバート本』作品社)
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